コンビニ店員には、高校生からシニアまで幅広い年齢の人が働いています。
「○歳〜○歳まで」という年齢制限を設定しているコンビニチェーンは見当たりません。
労働基準法により雇うことができる児童の年齢に決まりがありますが、シニアの設定はありません。
コンビニ店員は人手不足なので、年齢を気にせず雇いたいのが本音です。
主要なコンビニチェーンの見解
セブンイレブン
セブンイレブンは公式ページの中で、以下のように書いてあります。
高校生以上でしたら特に年齢制限はございません。どなたでもご応募頂けます。 接客が好きで、元気にテキパキと働いて頂ける方でしたら、年齢は特にお気になさらなくて結構です。シニアの方もたくさん働いて頂いております。
(引用元)
実際、セブンイレブンではシニアの店員を見ることが多いような気がします。
ファミリーマート
ファミマの公式ページには以下の記述がありました。
ファミリーマートでは、高校生や大学生、主婦の方、シニアの方、外国人・留学生の方々など、様々なスタッフが仕事をしています。
(引用元)
年齢や属性に関わりなく、多様な人が働いています。年齢制限はなさそうです。
ローソン
ローンの公式求人ページでは、以下のインタビュー記事がありました。
ローソンで働き始めた時は、65歳。お店で働くシニア世代は私だけでした。〜中略〜 オーナーには「90歳までいてね」と言われています。いくつまで働けるかは分かりませんが、その言葉が嬉しくて、今日も頑張っています。
(引用元)
シニアでも元気に働いている方がいらっしゃるようです。
採用判断はそれぞれの店舗のオーナー
コンビニバイトの採用はそれぞれの店舗のオーナーが判断します。
公式求人ページでは、「高校生歓迎」「学生歓迎」「主婦歓迎」「シニア歓迎」といったキーワードで検索できるケースが多いです。
店舗の事情によっては、バイトに求める年齢層が変わってくるかも知れません。
上記の「○○歓迎」に当てはまらない場合は、電話で年齢を告げて聞いてみるといいでしょう。
労働基準法による年齢制限
シニアがアルバイトするときの上限はありません。働くことができれば、問題はないです。
しかし、アルバイトの下限年齢は労働基準法によって決まっています。
「使用者は、児童が満15歳に達した日以降の最初の3月31日が終了するまで、使用してはならない」(第56条1項)
(引用元)
年齢的には、「中学生以下を雇ってはいけない」という決まりですね。義務教育過程の児童を雇うのは禁止されています。
そのため、コンビニ店員の年齢制限は、中学校を卒業して以降の人に限られます。