引越しのバイトは、春夏の繁忙期になると大量に募集しています。
内気な人・人見知りの人、コミュ障の人、ひきこもりの人などなど、「バイトしてみようか」と思ったときに最適だと思います。
私の経験もふまえて、引越しバイトの実情を紹介します。
コミュニケーションが求められない作業要員
引越しバイトは、荷物を運ぶための作業要員です。
接客のようなコミュニケーションは求められることがありません。
対人関係に不安を抱えた方でも、まったく問題なく業務を遂行できます。
作業そのものは、段ボールや荷物を運ぶだけです。
問題はトラックの移動中
問題があるとすれば、トラックの移動中です。
荷物をトラックに詰め込んで、それを送り先に運ぶ。そのトラックに乗るのは、運転手とバイトです。
運転手ひとりにたいして、バイト1人か2人です。
現場によっては往復5時間とかあります。それだけの時間、初対面の人とトラックに乗っていなくてはなりません。
移動中、気まずい沈黙が流れることはありえることです。
個人的な経験では、ラジオつけっぱなしで、それほど会話はしていません。(こればかりは運転手の性格にもよりますが)
運送業の人だけあって、初対面の人とベチャクチャと話すタイプの人は少ない気がします。
寝るのはマナー違反
ちなみに、移動中に寝るのはマナー違反です。
運転手は寝ることができないため、助手席に乗っている人が寝てはいけません。
このあたりはドライブマナーとして常識なので、知らなかった人は抑えておいてください。
あくまで仕事中ですし、その点から考えても、寝るのは問題ありますよね。
聞かれたことに応えるだけでいい
移動中の会話は、基本的に聞かれたことに応えるだけでいいんです。
だからコミュニケーションが苦手でも、負担に思う必要はありません。
トラックの運転手も、日替わりの助手に慣れています。いろんな性格のバイトがいることもわかっています。
たまに運転手から、適当に会話を投げかけるくらいです。
お互い仕事でやっているだけなので、「うまくやっていこう」なんて大げさに考える必要はないです。
気楽にトラックに乗って、気楽に応えていればいいだけ。
1日でやめられる強み
引越しバイトは、通常、1日単位で仕事を申し込むシステムになっています。
1日でやめても問題ないわけです。
これは短期バイトの大きな強みで、「疲れ切った」「やめたい」と思ったその日にやめられます。
ですから、まずは1日でいいからやってみてはいかがでしょうか?
これといったリスクはないし、引越しバイトは社会復帰に最適な仕事です。