引越しバイトが未経験の方に向けて、「楽しかった経験」「つらかった経験」をご紹介します。
私は何度も引越しバイトをしましたので、実際に経験したことを書きます。
どんなバイトもそうですが、楽しいこともつらいこともあります。
引越しバイトで楽しかったこと
以下のようなことがいまだに楽しい記憶として残っています。
- 仕事が簡単で、しかも昼ごろに終わり。1日分の給料をもらえたこと。(よくある)
- 一緒に働いたバイト仲間と気が合って、話が楽しかった。
- 一生行かないような山奥の地域に行って、小旅行気分だった。(某企業の社員寮)
- 運転手のおじさんに昼食をおごってもらった。
- 働いた日は、体を動かしたので、夕食がおいしかった。
よく覚えている現場は、都心部の大企業の事務所移転。
大量のバイト作業員がいて、すごい盛り上がりでした。仕事は楽だし、バイト仲間が多くて楽しい。
一般家庭の引越しよりも、事務所移転の仕事の方が、なにかと楽しかったです。
あと山奥の現場も楽しかったです。移動時間はかかりましたが、「今の日本にこんなところが!」という驚きでした。
ちなみに、お客さんから「お茶代(チップ、昼食代、金一封)」をもらえたことは一度もありません。今は、そういう慣習はすたれているので、期待しない方がいいです。
引越しバイトでつらかったこと
以下のようなことがつらかった記憶として残っています。
- 荷物がなくなるトラブルがあり、深夜まで終わらなかった(荷物は見つかった)。残業代はもらえたが、ほんとに疲れた。
- 引越しの運転手と気が合わなくて、しかも移動時間が長かった。
- 集合場所で気難しい社員に理不尽なことで怒られた。
- 寝坊して、15分くらい遅れたら、その日の仕事はなくなってしまった。集合場所に行っただけ無駄だった。
仕事なのでいろいろあります。「すごくつらい」というほどでもなく、「ちょっと嫌だった」という程度ですが。
寝坊したのが痛恨の出来事としてあります。当時、金欠で困っていて、その日のバイト代をあてにしていたのに、寝坊したせいで窮地に陥ってしまいました。
集合時間は厳守した方がいいです。
引越し作業自体は体力的に楽
引越しバイトというと、「重い荷物を持つ」イメージがあって不安な人が多いようですが、体力的には楽なことが多いです。
持てないほど重い荷物を持つことはありません。台車とエレベーターを使うので、たいして疲れない。
荷物が多い現場は、作業員も多いです。大量の荷物があるなら、大量の作業員が現場に向かう。
そのため、どんな現場でも作業がつらいことはほとんどないです。
経験者なら知っていることですが、仕事のほとんどは移動時間です。
運の悪い現場
私が経験していないだけで、もしかしたら階段を使って重い荷物を運ぶ現場があるかもしれません。
2階ならともかく、4階まで階段ですべての引越し荷物を運ぶとしたら、往復するだけでかなり体力を消耗します。段ボールの個数、大型荷物の個数にもよりますが。
万が一、つらい現場にあたったら、運が悪かったと諦めるしかないです。