引越しバイトのメリットとして、「仕事が早く終わって、しかも1日分の給料をもらえる」ことがあります。
それぞれの引越し業者の給与システムにもよりますので、詳しく解説します。
引越しバイトは移動時間の差が大きい
引越しバイトのほとんどが移動時間です。
引越しの荷物をトラックに積み込んで、それを移転先で下ろす。集荷・荷下ろしの作業時間は意外なほど短いものです。
一般家庭の引越しは荷物の量が少ないので、作業時間は特に短くなります。(事務所移転はやや時間がかかる)
引越し作業で時間の差が出るのは、移転先への距離(移動時間)です。
同一市内の片道20分ということもあれば、遠方で片道5時間ということもある。
移転先がどこかによって、引越し作業が3時間で終わることもあれば、丸1日かかることもあります。
日給払いの引越しバイトなら得することもある
「1日1万円」などで募集している日給制の引越しバイトは、仕事が早く終わると得をします。
ただし、多くの業者で、あまりに早く終わった場合は以下の措置をとっています。
- 午前中12:00までに終わったら、日給は半額払い。
- 午前中12:00までに終わったら、もう1つの現場に向かう。
私がバイトした引越し業者も、午前中で終わったら、日給は半額払いでした。別現場の仕事があれば、そちらに回されて、日給満額払い。
・・・ということは、午後1時半に終われば、丸まる1日分をもらえるわけです。
実際、午後の早い時間帯に終わって、日給満額もらって、うれしい思いをすることが多かったです。
夕方前に終わる現場が、ほんとに多い。個人的な経験としては、引越しバイトは良いバイトでした。
時給制のバイトも増えてきた
さすがに2時間で終わった現場と、10時間かかった現場で、同じ給料を払うのはおかしい。
ということで、時給制の引越しバイトも増えています。引越しのサカイは時給制で募集することが多いです。
引越しはとにかく受け持つ現場の移動時間で決まりので、時給制にも一理あります。
ただし、そうなると、仕事が早く終わってしまったときに、少額しか稼げないリスクがあります。
また、時給千円程度だと、1万円稼ぐのに10時間働かなくてはなりません。日給制の引越しバイトで10時間働くことはほとんどないので、バイトにとっては金額的なメリットは少ないです。