民泊が日本で普及し始めています。その結果、清掃バイトの求人が増えると期待されています。
民泊についておさらい
民泊とは、一般の民家に旅行者が泊まることです。ホストにとっては自宅の空いている部屋で収入が得られ、ゲストにとっては格安で泊まれるので、双方にメリットがあります。
ネットで予約・取引するのが一般的で、プラットフォームサイトのAirbnb(エアビーアンドビー)は日本でも有名です。
旅館業法によって多くの規制を受けますが、2016年4月に一部要件が規制緩和されました。民泊が普及する流れは止めようがないので、民泊新法(住宅宿泊事業法)が2018年より施行されることになりました。
本格的に民泊の普及段階に入るとみられます。
宿泊と清掃は切り離せない
人が宿泊すれば、ベッド・トイレ・お風呂など、髪の毛やその他の汚れが必ず出ます。
一般の旅館・ホテルであれば清掃のルーティンが確立していますが、素人である民泊のホストは清掃に手こずることになります。
上記のAirbnbのような民泊サイトは、各ホストをレビューするシステムがあります。汚い部屋を貸したりすればネガティブなレビューがついて、ゲストが来なくなります。
民泊のホストは、清掃を外部に委託するケースが増えるはずです。
民泊の普及によって、清掃バイトの需要が急増すると予測されています。(参考:民泊大学)
清掃バイトの経験者は仕事が増える
長年にわたって清掃バイトをしているベテランは、仕事が増えることでしょう。
清掃会社が民泊の仕事を引き受けるケースだけでなく、民泊ホストが清掃バイト経験者と直接契約するケースもありそうです。民泊の文化からいえば、そのようなC2Cが主流になります。
民泊の普及は清掃業の市場拡大につながることでしょう。清掃バイトにとっては稼ぎ口が急増することになります。